2013年4月5日金曜日

日本学術会議 副会長辞任にあたって

2013年4月2日に日本学術会議の副会長を辞任いたしました。辞任にあたって、総会で辞意の表明、および退任の挨拶をいたしました。副会長を1年半、務めました。その間、ご協力いただいた関係者の方々に感謝いたします。

以下に、辞任の申出と退任にあたっての挨拶を引用いたします。

「高山仰止 景行行止」への道

1年半年ぶりの再開です。

「高山仰止 景行行止」は、「高山は仰ぎ、景行は行く」ということだそうです。

2年前、大学を退職するときに、後輩の同僚から贈られたことばで、詩経にあることばだそうです。「景仰」の語源で、徳の高い人がいれば、誰もが仰ぎ見て敬うことを意味することばになったということです。それを目指したいと思い、ずっと大事にしています。

これまで、「実践躬行を目指して」をキャッチフレーズにしていました。これも自らに課しつつも「高山仰止 景行行止」への道を求めたいと思います。