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2014年3月3日月曜日

ピアレビューの陥穽

驚きました。いまもなお、といってはなんですが、こういうことは繰り返されるのでしょうか。

国立国会図書館のカレントアウェアネス・ポータルに
「SpringerとIEEE、機械生成されたでたらめな論文120本以上をプラットフォームから削除」という記事が出ています。
2014年2月24日付けのNature誌の記事で、SpringerとIEEEの商用プラットフォームに収録されている会議録論文の中に、機械生成されたでたらめな論文120本以上が含まれていたことが報じられています。現在はこれらの論文は削除されているとのことです。

もとのNature News 2014/02/24 は

Publishers withdraw more than 120 gibberish papers

にあります。

2010年3月29日月曜日

研究用ソフトウェア環境の整備

しばらくBlogを休みましたが、その間に、Mac OS Snow Leopard上に関数プログラミング言語Haskellの環境の整備をしました。

Haskellは1998年版が基準になっているということで分かるように、かなり歴史がある言語になりました。コンパイラはGlasgow版のGHCが一般的です。最新版のGHC6.12.1をインストールしましたが、その道筋は単純ではありませんでした。

2010年3月16日火曜日

シミュレーション技術と計算機科学

今日の夕方、JSTの「シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築」領域の打上げ会があります。7年ほど、アドバイザとしてお手伝いしました。というよりも、むしろ、各プロジェクト実施の研究者の方々から計算科学の実態をお教えいただいたように思います。これまでにも取り上げたことのある Parallelism-Oblivious Parallel Programming (POPP) という考え方が大事ではないかと思ったきっかけの一つだといえます。

プログラムのレイアウト

昔から、プログラムの表記法にはいろいろな話題が尽きません。

今でも、多くのプログラミング言語は英字、数字、記号などの文字(いわゆる、ASCII文字)で書くのがほとんどだと言ってよいでしょう。それを1次元の文字列として考えるかどうかということもあります。さすがに、今では、大昔の(いわゆる)IBMカードを重ねたカードデック(カードの束)のように、物理的に2次元(?)の形状をとることはないでしょう。

2010年3月3日水曜日

内包表記と並列性忘却と

プログラムで扱う値の集合(や列)を表す表記法として、内包表記(comprehension)というものを備えているプログラミング言語があります。聞き慣れない方もおられることでしょうが、数学の集合を書き表す際に馴染みのある

{x | x ∈ A, P(x)}

のような表現法のことです。この表現は、集合Aの元xのうちで、条件Pを満たすようなxからなる集合を表すものです。

2010年2月18日木曜日

双方向変換のための双方向関数

近年、構造をもつデータの双方向変換はいろいろな場で注目されています。われわれの研究室では、2003年度〜2007年度の5年間にわたって文部科学省リーディングプロジェクトe-Societyの「高信頼構造化文書変換技術」の中でXML文書の双方向変換の言語を設計し、それを用いて実用的な「WEBサイト編集支援システムVu-X」を構築しました。

http://www.psdlab.org/vux/index.html

2010年2月16日火曜日

並列性忘却プログラミング

最近、「並列性忘却プログラミング」に関心をもっています。「並列性忘却」は"Parallelism-Oblivious"の和訳で、「並列性を意識しないでよい」ということを表しています。「脱並列性」というのもいいかも知れません。